従業員の活動

UAゼンセン東京都支部 2021年度野球大会[休日の部:中級]/テクノプロ・オールスターズ

試合開始の挨拶もベンチ前からソーシャルディスタンス

2021年4月17日(土)、天気予報が雨模様を伝える中、3年ぶりとなるUAゼンセン野球大会が開催され、グループ認定クラブ・サークルのテクノプロ・オールスターズが参戦。新型コロナウイルス感染症の影響もあって参加チームも少なく、オールスターズがエントリーした[休日の部:中級]は5チームによるトーナメントとなりました。オールスターズは1回戦から参加のため5チームとは言え3回勝たないと優勝できません。さて、どうなりますか・・・。

雨雲の動きが早まったようで、気にならない程度に雨がパラツキ出す中、対戦相手の「トンボ軍団」の先攻で、9:00プレイボール。

初回からどうも流れが悪い

先発は、コントロールされた不思議な揺れ球が持ち味で連打を許さない松田。1番バッターをサードへの小フライに打ち取り、いつもと変わらぬ静かな立ち上がりを見せる。2番バッターもサードゴロに打ち取った打球だったが、野手がファンブルする間にバッターランナーが1塁ベースを駆け抜け、1アウトランナー1塁。この思わぬ出塁で、松田の歯車に微妙な狂いが生じたようだ。3番にデッドボール、4番に四球と、アッという間に1アウト満塁。

嫌な雰囲気が漂い始める中、5番バッターに四球を与え1失点。続く6番は打ち取った打球だったが、セカンド後ろへの適時ポテンヒットとなり、2点目を失い、引き続き1アウト満塁のピンチ。思わぬ出塁もあったが、2番バッターから6番まで、左バッターが続いたこともペースをつかめなかった原因のひとつだったかもしれない。

5-2-3のダブルプレーで嫌な雰囲気を断ち切る

初回から相手チームの押せ押せムードの中、大量失点の不安を抱えながら迎えた7番バッター。初球を狙われ、サードへの強烈な打球。ここで、嫌な雰囲気を一気に振り払うビッグプレーが出た。サード古賀が強烈なゴロを軽快にさばきバックホームアウト、キャッチャー原田もすかさずファーストに送球し、バッターランナーもアウト。相手の攻撃を断ち切り、1回裏の反撃に繋げる、あざやかなホームゲッツーでピンチを切り抜けた。

1回裏、オールスターズの攻撃。四球、盗塁、犠打、強襲打など、打者11人の猛攻で5点を取り早くも試合をひっくり返す。強襲ヒットと言ってもいいような打球もあったが、いつも冷静に厳しくスコアブックを付けてくれる丸ちゃんが「エラー」と言ったらエラーなので、結局、無安打で5得点というなんとも不思議な回となった。

オールスターズの初ヒットは西舘の3ランホームラン

2回の表、トンボ軍団の攻撃。初回でまごついた松田であったが、うそのように本来の調子を取り戻し、僅か10球であっさりと3者凡退に切って取り、リズム良く2回裏の攻撃に繋げる。

2回の裏、2アウト後、相手チームのエラーで走者2人を塁に置き、7番西舘が放ったライナー性の打球はあっという間にレフトを抜け、3ランホームランとなり、2対8とリードを6点に広げる。

3回の攻防は、両チーム得点無く、4回表に1点を返されたものの、その裏オールスターズの攻撃では、連続四球と西舘のセンター前ヒットで2アウトながら塁を埋め、つづく8番松田のファーストラインぎわへのゴロに対してピッチャーが処理に手間取る間に2人が返り、2点を追加。4回終了時点で3対10となり、5回以降で7点以上の得点差がついた場合はコールドゲームという大会規定があるため、次の5回表のトンボ軍団の攻撃を無得点に抑えれば、オールスターズの勝利となる。

リリーフのマウンドに立った森田が後続を断つ

5回表の守備、オールスターズはリリーフの森田がマウンドに立つ。森田が危なげなく3人で打ち取ったところで、規定により3対10でゲームセット。

今日の試合を振り返ると、相手チームの初回の攻撃を2点で止め、流れを引き戻したあのホームゲッツーがなかったら、ワンサイドゲームになってもおかしくない試合だった。

 

カメラを抱えて奮闘する関口さん
サイドスローから繰り出される松田のクセ球が打てない
きわどいボールも何のその、No.1の選球眼を持つ西城
久しぶりの組合主催の試合に多くのメンバーが集合
涼しかったせいか、普段より幾分動きが良かった伊藤
普通のゴロをファインプレーに見せる古賀と見守る松田

今回は、守備からペースをつかみ、やはり草野球はピッチャーを中心とした守備の大切さが再確認できた試合となりましたが、5/15に予定されている2回戦はどんな試合が待っているのでしょう。

(2021.04.17)

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