クラブ・サークル活動など

「第34回つのしま夕やけマラソン大会」/テクノプロ・IT 福岡RC


テクノプロ・グループの「社内クラブ・サークル活動サポート制度」は、従業員同士、家族、知友人、お客様とのコミュニケーションや交流の場として、また、日頃の運動不足解消やリフレッシュを目的として2014年7月に発足しました。

テクノプロ・IT社福岡支店に拠点を置く「テクノプロ・IT 福岡RC」は主に九州を中心に、毎週のようにさまざまなマラソンなどに参加しています。コロナ禍以降は他のイベントと同様にマラソン大会も全く行われなくなり、活動は個々に参加できるオンラインマラソン等に限られる期間が長く続いていましたが、第7波の収束とともにようやく九州各地でマラソン大会が以前のように再開され始めました。
そんな中、「テクノプロ・IT 福岡RC」のサークルリーダーである伊丹さんより山口県のマラソン大会に参加した際のレポートが届きました。今回は10月8日に山口県下関市豊北(ほうほく)町で行われた「第34回つのしま夕やけマラソン大会」に参加したとのことで、その様子をお届けします。

つのしま夕やけマラソン大会について

「夕やけマラソン」は、平成元年に「健康づくり」と「思い出づくり」を目的に、日本海に沈む夕日を見ながら走る大会として誕生しました。(大会挨拶より抜粋)
 スタート地点となっている角島大橋は、当時は通行料金が無料の離島架橋としては日本最長の橋として2000年に開通しました。冒頭の写真をご覧の通り、その景観の美しさから山口県の観光名所の一つとなっていて、テレビCMのロケ地としても採用されることもあります。橋を渡った先の角島もまた美しい海に囲まれ、ロケーションの良さからこちらも映画やテレビドラマ等のロケ地として利用され、一年を通じて多くの人が訪れる観光地となっています。

 

※ここからは伊丹レポータ―がお届けします。
大会は角島島内はもちろん、この角島大橋もコースの一部となっているため、短時間ながら橋を全面通行止めにして行われます。普段は体験することのできない、道幅いっぱいを使ったランニングを満喫することができることからも、他大会と比べて人気が高く、これまでも毎回エントリー締切日より前に定員オーバーで募集打ち切りとなるほどでした。
この写真は2005年に公開された映画「四日間の奇跡」で使用された礼拝堂で、ロケセットは今も残されています。

私は5年前の第29回大会から出場を希望していましたが、悪天や強風(橋が通行止めになると大会も中止になってしまうのです)、さらにコロナのためにこの4年間ずっと出場が叶わず、今大会で満を持して初めて挑戦できることになりました。
今年は大会前は不安定な天候が続いていたものの、当日は運よく天気に恵まれ、素晴らしい景色の中で走ることができました。とはいうものの、やはり橋を吹き抜ける海風は強く、橋の欄干からは常に甲高い風切り音が聞こえ、時折吹く強風では体がもっていかれそうになるほどでした。
一般的なマラソン大会は9時や10時といった午前中の早い時間にスタートするのですが、この大会は 「夕やけマラソン」なので、15時20分という遅い時間のスタートです。

当日は想定より交通量が多かったとのことで、通行制限が間に合わず予定より10分遅れてのスタートとなりました。橋を渡り切って、島に入ってからのコースはそこそこアップダウンがあるものの、追い風のせいで思ったより息が上がらずに走っていけます。しかし、中間地点を過ぎて走る方向が逆向きになると、それまでほとんど気にならなかった風がアゲンストの風となって一気にペースが落ちそうになりました。
それまで前のランナーを何人か追い抜いて来ていたのですが、ここでタイミングよく後ろから迫ってきていたランナーに先を譲って後ろにピッタリとつくと、風の影響がほとんどなくなったので、かなり疲れてきていましたが、ペースを上げてなんとかついていくことにしました。そのランナーには結局最後まで追いつくことはできませんでしたが、風を避けてペースを維持できたおかげでさらに何人かのランナーを抜いて、最後は参加者585人中20位でゴールすることができました。

この大会はありがたいことに年代別の部門が10歳刻みで細かく分けられています。先日50歳になったばかりの私としては3位入賞を目標としていたのですが、残念ながら年代別でも6位で入賞には一歩届きませんでした。昨年の練習量が少なかったせいか、それとも昨年末の交通事故が原因か…悔しい結果には違いないですが、美しい景色を見ながら久しぶりに全力で走ることができてよかったです。(ラッキー賞で地元特産品の青海苔羊羹も頂きました)

(2022.10.13)

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