テクノプロ・グループでは、従業員同士の交流を深める目的でクラブ・サークル活動を支援する制度があり、2017年7月時点では、65の認定団体で1,151名の従業員が活動しています。スポーツ系のサークルが多い中、テクノプロ・デザイン社滋賀支店のエンジニアを中心に活動している『ラズベリーパイ研究会』は、エンジニアらしく趣味でコンピュータの研究を行っているサークルです。
今回は活動開始後初の大きなプロジェクトが開始されたとのことでお話を伺いました。
ラズベリーパイとは?
ラズベリーパイ(通称ラズパイ) とは名刺サイズのボードにCPUやメモリ、記憶装置(SDカード)、USB、LAN等が搭載されたシングルボードコンピュータです。プログラミング、機械設計、組込制御などのスキルがあれば、デバイスやネットワークと接続して趣味の範囲を超えた高度な装置やシステムを製作することもできるため、世界中にファンを増やしています。また2,000円程度から購入できる機種があるのも人気の理由の一つです。
活動内容
『ラズベリーパイ研究会』では、現在テクノプロ・デザイン社滋賀支店を中心に京都支店、大阪支店、神戸支店、姫路支店などの約30名の従業員が所属しており、3ヶ月に1回程度、各自の作品を持ち寄り、機能や仕様、工夫したところ、苦労したところ、これから挑戦したいことなどを発表し合っています。
※1. 最高級機種に、CPU放熱板やピン機能のプリントされた接続アダプタを組み合わせています。
幼稚園のお祭りに向けて
『ラズベリーパイ研究会』の活動を通して地域での交流や貢献ができたら楽しいのでは、という話が持ち上がり、メンバーの一人からクレーンゲームを作ったら、小さな子供たちが遊べて喜んでもらえるのでは・・・とのアイディアが出され、ラズベリーパイにオリジナル設計のロボットアームを組み合わせ、操作が簡単で高確率でキャッチできるクレーンゲームを製作することが決定しました。こうして、メンバーのお子さんが通う幼稚園のお祭りで遊んでもらおうというプロジェクトが開始されました。お祭りは2018年8月の予定で、これから設計と製作に入ります。
今後もこの取組みを取材させていただき、プロジェクトの進行状況をお知らせしていきます。
(2017.11.24)