CSR・ボランティア活動

諏訪湖マラソンボランティア活動

テクノプロ・エンジニアリング社松本支店の有志8名で、2017年10月29日に長野県で開催された第29回諏訪湖マラソンボランティア活動に参加しました。諏訪湖マラソンは、およそ8,000人のランナーが走るハーフマラソン大会です。
今回は、一般ボランティアの方々と一緒に、選手の受付とゴール時の景品配布をお手伝いしました。
大会当日は、台風の北上もあり、あいにくの雨の中での開催となりました。さらに、寒気も流れ込み、雨と低温のダブルパンチで選手にとっては過酷なマラソン大会となってしまったようですが、沿道からの熱い応援もあり、選手が楽しそうに走っている姿を見ることができました。

参加したボランティア活動の内容

AM6:00ボランティア作業開始

まずはトラックから大量の荷物を降ろし、選手に配布する記念品の袋詰め作業。袋には、案内を1部、チラシを2種類、記念品に、ジュース1本を詰めるだけの作業ですが、1つのブースで900人の受付を行うため、大量に作らなければなりません。流れ作業で、どんどん作りますが、受付開始までの1時間に作れた数は300程で全然足りず、時間内に目標の数を作り終えることができませんでした。

 

AM7:00選手受付開始

土砂降りの雨の中にも関わらず、選手が続々と集まってきます。受付の作業は、選手が持ってきた申込書から、ゼッケン番号を探し出し、選手と一緒に間違いないことを確認してから手渡します。そして、Tシャツのサイズを確認し、先程袋詰めした記念品と一緒に渡します。さらに、記念品が不足しないように別のメンバーが追加の袋詰め作業も行います。この一連の流れで、次から次に受け付け手続きに来る選手に対応しますので、休む間もなく慌ただしい時間が過ぎ、やっと落ち着いたと思った頃には、受付終了時刻の10時になっていました。

 

AM10:00 ランナースタート

花火の合図とともに、ランナーがスタートです。遠目でランナーを応援しながら、一緒にボランティアを行った方々と会話を楽しみながら早めの昼食をいただきます。ほんのひと時、のんびり楽しい時間を過ごした後は、早速次の作業です。速い選手は1時間過ぎれば戻ってきますので、ゴールの準備と受付の際に出たゴミの片付け作業を急いで行います。

 

AM11:00 最初のランナーがゴール

ゴールでの作業は、ランナーズチップ(時間を計測するためのランナーの体に付けたICタグ)の回収と、栄養ドリンクの配布、オリジナルタオルの配布、さらに信州特産の「りんご」1個を配布です。配布の作業分担は、女性が記念品の配布、男性は裏方で力仕事を行いました。作業も、余裕があったのは、ほんの一時だけでした。
朝、ゼッケンを配布した人数が波のようにゴールに戻ってきます。特に配布用のリンゴは飛ぶように出ていくのでリンゴの運び込みも大変です。さらに、ゴミの分別や回収なども地味な割に重労働。自分の汗なのか、雨で濡れたのか。身体中びしょ濡れになりながらも、皆で協力して作業をこなし、13時を過ぎたところで、今回のボランティア作業は終了となりました。

 

PM15:00 解散

最後に、片付けを行って解散となりました。

 

メンバーからの感想

ボランティア活動そのものは、思っていたより大変でしたが、日頃お世話になっている配属先企業の社員さんもランナーとして出場していて、「ボランティア頑張っているね」と声をかけていただいたり、見ず知らずの人から「雨の中ありがとう」と言っていただいたりして、予定外のうれしい体験もあり、ボランティアの楽しさを知ることができました。日頃自転車のイベントなどに何度も参加しているメンバーからは、「自分でボランティアをやってみて、大会を裏でささえる沢山の人の力があって楽しいイベントが成り立っていることが再認識できた。」という意見もありました。何はともあれ、全ての作業が終わったときにはとても疲れていましたが、言葉では言い表せない達成感を感じることができ、ボランティアをやってみて良かったと思いました。来年もまた参加したいと思います。

(2017.10.29)

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