社員インタビュー

母校でキャリアガイダンス

2022年8月27日(土)、株式会社テクノプロ テクノプロ・IT社(以下、「IT社」)のエンジニア横井啓一さんが、母校の富山県立富山高等学校で、1年生を対象として毎年8月に開催される同校主催のキャリアガイダンス「職業人との懇談会」に登壇しました。

横井 啓一さんからのコメント

今回、キャリアガイダンス登壇のお話をいただいてから、自分自身のこれまでの体験や仕事の様子などを題材に、気軽な雰囲気の中でお話するつもりで準備を進め、当日を迎えました。ところが、いざ教室に入ると、生徒さん達の真剣な眼差しにちょっと押されてしまい、滑り出しは想像以上に緊張してしまいました。
話を進めるうちに雰囲気には慣れたのですが、高校生活や大学生活のこと、職業選択のこと、システム開発のことなど、伝えたいことがたくさんあり過ぎて、時間が足りなかったというのが正直な感想です。私は、大手総合電機メーカー系の大小さまざまなシステム開発を担当した後、2018年12月にIT社に入社し、基本設計・詳細設計からテストまで幅広く業務を担当して来ました。今日は、いろいろなお話をさせていただきましたが、システムエンジニアの仕事の楽しさや仕事を上手に進めるコツなどが伝わっていたらうれしいです。
自慢できるような話は少なかったかと思いますが、私の高校・大学時代での考えや実際にやってきたこと、失敗談なども含めて、今日お話ししたことが一つでも自分の進みたい道を見つけるヒントになってくれれば、と思います。

キャリアガイダンス開催の目的(大橋 秀一進路指導部長の開会の言葉より)

本日ご登壇いただく皆様は、富山高校を卒業された方も多く、改めてご説明するまでもございませんが、本校は富山県下でもトップクラスと言われる進学校で、勉強は得意とする子供たちが集まっています。勉強すること、大学のことについては情報も多く得意分野ですので、生徒たちの自主性を重んじることで良いかと考えますが、その先の職業生活については、ほとんど情報が無い状態です。本校に入学するため一生懸命勉強した1年生は、「今、自分は何のために勉強をしているのか?」という疑問も抱えているに違いありません。そんな子供たちが迷子にならないように灯りを照らしてあげないと、と考えています。
本来、私たち教員が職業やキャリアについても情報提供するべきですが、教員の多くは学校卒業後そのまま教員になりますので、実社会で活躍する方に将来を担う子供たちの育成面でのお力添えいただききたいと思います。本日ご登壇いただく皆様が社会人になるために準備したことや、社会に出てからの選択の歴史、仕事の楽しさなども是非伝えていただけましたら幸いです。

佐野 友昭校長から登壇者へのお礼の言葉

私たち教員は、子供たちには自分らしく生きて欲しいという思いとともに、日頃から子供たちに接しています。1学年の子供たちは高校生活にもようやく慣れて自分探しをはじめる時期です。このようなタイミングで、社会で活躍する職業人から直接お話を聞くことで、多くのヒントをもらい、たくさんの気づきを得たことと思います。本日は、土曜日にもかかわらず子供たちのために、ご快諾いただきましたことに心より感謝申し上げます。

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