クラブ・サークル活動など

第3回 JAL向津具(むかつく)ダブルマラソン/テクノプロ・IT 福岡RC

 

テクノプロ・グループでは、従業員同士、家族、知友人、お客様とのコミュニケーションや交流の活性化とともに、日頃の運動不足の解消やリフレッシュを促すことを目的として「社内クラブ・サークル活動サポート制度」があり、2019年6月時点で、93団体1,824名が活動しています。
そんな数あるクラブ・サークルの中でも活動量と内容でトップクラスの一翼を担う『テクノプロIT福岡RC』。サークルの主要メンバーは一年を通して多くのマラソン大会に参加し、また、定期的にサークルメンバーが集まってリレーマラソンに出場するなど活発に活動しています。
2019年6月9日(日)に山口県長門市向津具(むかつく)で開催された「第3回JAL向津具ダブルマラソン」に参加した福岡RCリーダーの伊丹さんから大会の様子が届きましたので、ご紹介します。

 

JAL向津具ダブルマラソン

本大会は、JALがメインスポンサーとなる3つのマラソン大会(JALホノルルマラソン、千歳JAL国際マラソン、JAL向津具ダブルマラソン)の1つで、マラソンの2倍の距離の84.39kmを走るダブルフルマラソンが午前6時に、42.195kmのシングルフルマラソンが午前9時に、続いて約30kmの棚田ウォークがスタートします。
今回大会に参加した1346人の選手は、地域住民の声援を受けながら、元乃隅(もとのすみ)神社や千畳敷、東後畑の棚田など、日本海の美しい自然や景色を楽しみながらゴールを目指します。また、エイドステーションと呼ばれる休憩所では、飲み物やフルーツのほか、軽食、うどん、カレーなど地域色豊かな食べ物も振る舞われ、マラソンに参加しながら食文化を満喫できるのも楽しみのひとつとなっています。本大会では、地域住民や市内で活動する団体などから約750人のボランティアスタッフの方々がエイドステーションや給水ポイントの運営、コース誘導、受付・スタート・ゴールなどを手分けして担当してくれます。

 

ダブルマラソンでは80km以上を走破するため、制限時間は13時間という長丁場。そのため、スタート時刻も早朝6時です。福岡RCリーダーの伊丹さんは、昨年に続いて2度目の出場となりますが、今回はTHD広報に代わってカメラマンとレポーターを兼ねながら80km以上を走るという1人3役の離れ業となりましたので、ペースは少し抑え気味で挑戦することにしたそうです。 
せっかく長門まで来ましたし、万全の体調でマラソンも楽しみたいので、前日は会場近くの長門湯本温泉でゆっくり。当日朝4時に起床して準備を整え会場に移動し、いよいよスタートを待つばかりです。

 

*ここからは、伊丹レポーターがお届けします。

スタートして最初の15kmほどは波の静かな油谷湾を左手に眺めながら快調な走り。フルマラソンと違い、ランナーたちはスタート直後からリラックスしてペースを抑え気味に走っている感じでしたので、私もみんなのペースに合わせてゆったりペースで歩を進めました。序盤、大会ゲストとして一緒に走ってくれていた北京五輪代表の中村友梨香さんとの会話を楽しみながらはやる気持ちを抑えてコースを進んで行きます。

30km地点、時刻は8時20分。ということは1kmあたり5分を切るペースです。みんなに合わせてゆったりペースで走るつもりでしたが、いつの間にかペースが上がり、またもや「序盤オーバーペース」という悪い癖が出てしまったようです。とはいうものの、体も軽く足は前に出ます。気にせず行けるところまで行ってみる戦法に切り替えました。調子に乗ってペースを上げたせいで、結局、今回も後で痛い目を見ることになってしまうのですが・・・。ところで、山口県のガードレールがオレンジ色って知ってましたか?昭和38年の山口国体の時に、県の特徴を出すため県道のガードレースを県特産の「夏ミカン色」にしたそうです。

33.6km地点、エイドステーションのテントが見えました。6月という初夏の開催ということで、この大会は給水所、そしてフルーツやお菓子等を準備してくれているエイドステーションが充実しており、おかげで途中で脱水症状になる心配もなく走ることができます。ちょっとハイペースでしたので、いいタイミングで水分補給ができました。

40kmを過ぎるとこの大会のハイライトが続きます。まずは冒頭の写真で紹介しました元乃隅(もとのすみ)神社。2015年アメリカのテレビ局CNNが発表した「日本で最も美しい場所31」に選ばれたことで一気に有名になりました。絶景をながめながら横を通り過ぎると、いよいよこの大会最大の難所ともいえる千畳敷への上り坂が始まります。4kmで300mを駆け上る急坂。体力もだいぶ消耗し、そろそろ余裕も無くなってきたランナーたちは「ムカつく坂道」と言いながら登って行くとか行かないとか。(ちなみに、4km行って300m上がると7.5%の勾配になります。よく線路を跨ぐ陸橋に「7%」と書いてある黄色い道路標識が立っているのを見ますが、それを考えるとかなりの急勾配で、自転車だと立ちこぎする位の感ですね。)

なんとか坂道を登りきると、待ってくれているのがこの大会最大規模の千畳敷エイドステーション。このエイドは大会の名所としても知られています。飲み物やフルーツはもちろん、カレーにおでんまであり、なんと言っても本物のJAL客室乗務員の方が手渡してくれるので、より一層おいしく感じちゃいます。疲労困憊状態で飲むJALのキウイジュースの美味しいことと言ったら、表現が見つかりません。
さらに嬉しいことに、IT社福岡支店のオフィスマネージャーであり福岡RCのメンバーでもある播磨さんが昨年に引き続きボランティアとして活躍していて、声を掛けてくれました。ありがとうございます!

昨年は、いい気になって千畳敷エイドでかなり長居をしてしまいましたが、今年は休憩もほどほどに出発です。下り坂にもかかわらず疲労はたまる一方で、徐々に後続ランナーや9時スタートのシングルマラソンのランナーにも追い抜かされ始めましたが、めげずに次のエイドステーションを目指して走り続けます。昨年はこの千畳敷で肉うどんを食べて疲労回復し、ラストスパートができたので、今年もその再現を狙ったのですが、どうもにもうまく体が動いてくれません。

60kmを過ぎていよいよ疲労もピークに達してきました。しかも疲れだけでなく何となく吐き気までしてきて、平坦な道でもかなりペースを落として走ることしかできません。当然後から来たランナーに次々と追い抜かされます。ここに来て、序盤オーバーペースの付けが回って来た感じですが、とにかく次のエイドを目標になんとか気力を保って走り続けるしかありません。

100kmマラソンだと「残りまだ30kmもあるのか」と思ってしまう70km地点。ダブルマラソンでも、まだ15kmもあるはずなのに、不思議となぜかポジティブな気持ちになれたことは救いでした。
時刻は12時40分。吐き気も何とかおさまり、千畳敷でいただいた肉うどんのおかげで体力も回復してきているようです。残りを1km/6分のペースで行けば、なんとか8時間を切ることができそうなので、ここからモチベーションを上げていきたいとます。

さあ、いよいよレースもクライマックスへと思ったら、目の前にゴールが見えてきました。実は70km地点での写真撮影を最後にスマホのバッテリーが切れてしまいました。距離を正確に把握することができず、予定より少し早目の残り10km地点あたりからラストスパートをかける結果になっていました。その辺りからは、後続に追い抜かれることも無くなり、ラスト2kmでは随分前に抜かされた女性2位のランナーを抜き返すこともでき、そのままゴール。ゴールでは、ゴール直前から競い合って走ったシングル(42.195km)に参加したランナーと健闘を称えあいました。

 

記録は7時間54分21秒と、昨年より40分も速く、順位も27位から18位と上がりました。総合順位での入賞にはまったく手が届きませんが、年代別では3位入賞まであと15分まで迫ることができ、悔しさ半分うれしさ半分といった結果でした。今回も「序盤のオーバーペース」という課題が残りましたが、制限時間の13時間以内にゴールした330人中18位ですから、今日は控えていたスイーツもたくさん食べちゃいそうです。

今年はウルトラマラソンの出場はこれ1回だけになりますが、今回の結果が思っていたよりよかったので、来年はこの大会で入賞することを目標として、これからも日々のトレーニングに(走るのが嫌にならない程度に!)励んでいきたいと思います。サークルとしては、7月の春日市でのリレーマラソン、9月にヤフオクドームで行われるリレーマラソンへの出場がそれぞれ決まっています。これからも積極的にサークル活動していきたいと思いますので、マラソン好きの方で、九州・福岡で参加したい方はご連絡ください。一緒に走りましょう。(伊丹)

(2019.06.15)

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