クラブ・サークル活動など

第19回エンジョイカップ草野球大会 準優勝 /TechnoPro Allstars(テクノプロ・グループ)

テクノプロ・グループ認定クラブ・サークルの「TechnoPro Allstars」が、「第19回エンジョイカップ草野球大会ダブルトーナメント」に参戦しました。本大会は、関東草野球連盟が主催する「関東草野球リーグ」「アークカップ関東草野球選手権大会」と並び同連名の三大大会の一つで、今回で19回目の開催となります。会場となった「大宮けんぽグラウンド(埼玉県さいたま市)」は荒川の河川敷に位置し、野球場52面・テニスコート106面・サッカー場1面・トラック2面・フットサル6面という広大な施設です。

 

1回戦 〔vs. CKB(さいたま市)〕

9月2日(土)開催の予定でしたが、あいにく天候に恵まれず当日朝6時の時点で中止が決定。スケジュールを1週間繰り延べて9月9日(土)に1回戦が開催されました。
対戦相手は地元さいたま市から出場の「CKB」。序盤から両チームとも投打が咬み合い3対3の緊迫したゲーム展開。後半に訪れたチャンスを逃さず、追加得点を上げたTechnoPro Allstarsが5対3で辛勝。翌週の9月16日の2回戦に向けて弾みのつく価値のある1勝となりました。

 

2回戦 〔vs. 綿半Holiday9(新宿区)〕

9月16日(土)、2回戦は「明大RCB」を7対4で破り勝ち上がった「綿半Holiday9」の先攻で、13:30試合開始。
1回表「綿半Holiday9」の攻撃。
1番バッターがピッチャー松田の立ち上がりを捕らえ、いきなり三塁打を放つ。2番バッターを三振に打ち取り、ワンアウトランナー三塁。3番バッターをセカンドゴロに仕留めたかに思ったがファーストの捕球ミス、その間に三塁ランナーの生還を許し早くも失点。バッターランナーを一塁に置いて、続く4番バッターもセカンドゴロ。打ち取った打球ではあったが、セカンドのファンブルでワンアウト一塁・二塁。守備の乱れが重なり、相手チームは初回から押せ押せムード。

少し嫌な雰囲気が漂う一方で、ピッチャー松田の立ち上がりは見たところ決して悪くない。誰もが、この回を最小失点で切り抜けられるかが勝負の分かれ目だと感じていた。5番バッターが初球を狙い、またもやセカンドゴロ。一瞬、ベンチに緊張が走る中、草野球とは思えない見事な4-6-3のダブルプレーで、相手チームの攻撃を最小失点に抑えてチェンジ。これほど明確に風向きが変わる瞬間を肌で感じることは少ないのではないだろうか。“反撃のノロシ”とは正にこんなグラウンドを包む空気の変化をさすのではないか。

 

1回の裏、TechnoPro Allstarsの攻撃では、4点を返し一気に試合の主導権を握る。その後は、ピッチャー松田のコーナーワークも冴え渡り、3回には打者17人で12得点のビッグイニングを作り、終わってみると20対2で5回コールドの大勝利。
ゲームセット後、試合を振り返ると、相手チームに流れが向きそうになった初回の攻撃を断ち切って見せたダブルプレーが、試合を決定付けたビッグプレーだった。

 

3回戦 〔vs. KENTERS(桶川市)〕

9月23日(土)に予定されていた3回戦がまたもや天候不良のため1週間順延で9月30日(土)の開催となりました。ベスト4進出をかけた3回戦でしたが、試合前日『相手チームのメンバーが集まらず3回戦は不戦勝となりました!』とキャプテン堤からの突然のメール連絡。これで、ベスト4が決定。ベスト4は確かに嬉しいですが、試合に勝ったわけではありませんので、なんとなく釈然としない感じですが、勝ちは勝ちですので準決勝に向けて気持ちの切り替えです。

 

準決勝 〔vs. オール西部(千葉市)〕

今年の土日は雨にたたられることが多く、更には大型台風21号・22号が連続で上陸し、幅2kmもある荒川河川敷のグラウンドも冠水してしまい、大会関係者の懸命なグラウンド整備も歯が立たず、当初9月30日(土)に予定されていた準決勝・決勝は、延期に延期を重ね、11月4日(土)快晴の空の下、ようやくの開催となりました。
準決勝の相手は、1回戦不戦勝、2回戦9対0、3回戦7対6とコマを進めた千葉市の「オール西部」。ジャンケンで勝ったTechnoPro Allstarsの先攻で8:00試合開始。

 

1回表、「TechnoPro Allstars」は、制球が定まらない相手ピッチャーの立ち上がりを落ち着いて攻め、1番・2番が連続してフルカウントから四球を選び出塁。その直後、3番原田が初球を叩き、走者一掃のセンターオーバーで2点先取。その後、6番穴沢のレフト線へのタイムリーヒットで三塁ランナーを返し、初回の攻撃で3点をあげる。
1回裏、「オール西部」の攻撃。1番をサードゴロに打ち取ったが、2番バッターにデッドボールを与えてしまい、盗塁とヒットを絡めた攻撃で直ぐさま1点を返される。試合前に「若い選手が多いな」と感じた通り、足でかき回してくるチームに、荒れた試合の嫌な予感がする。その後、ピッチャー松田のストライク先行のピッチングが相手チームのチャンスの芽を摘み取り、この回を最小失点で切り抜ける。
1回の攻防を3対1で終え、2回以降は、両チームともピッチャーが試合を作り、守備陣も堅い守りを見せ、4回にオール西部の1点追加があったものの、緊張感のあるしまった試合展開で5回終了時点で3対2。

6回表、「TechnoPro Allstars」の攻撃。得点差は僅かに1点。「オール西部」は、残る6回と7回の攻撃で逆転勝利を狙いリリーフを投入。ところが四球やデッドボールで逆目となり、「TechnoPro Allstars」が2点を追加し5対2とリードを広げる。
 
6回裏、アウトコース低めにコントロールされた小気味の良い松田の投球で、オール西部の攻撃を4球でツーアウトに切って取る。「ヨシ!」と思ったのも束の間、ここから突然連打を浴びこの回2点を返され、6回が終わって5対4とその差1点。最小得点のリードのまま、いよいよ最終回の攻防に突入。

7回表、福島のセンター前へのクリーンヒットがあるも、その後があえなく凡退し、7回表の攻撃は無得点。

 

7回裏、最後の守り。1番バッターを三振に打ち取り、次のバッターもセカンドゴロ・・・、と思った次の瞬間、セカンドがファンブルし、更に慌てて悪送球。ボールデッドとなりランナー二塁。「この回を守り切れば決勝進出」というなんとも表現しがたい緊張感と最小得点差が内野陣の動きを硬くする。

続く3番が三塁への内野安打を打ち、ワンアウト一塁・三塁。一打逆転サヨナラの場面にベンチにいても息苦しい。
4番への初球、一塁ランナーが二塁へ盗塁した時点で満塁策も考えられる場面ではあったが、ピッチャー松田の制球力を信じ、バッター勝負を選択。続く2球目を強振しサードゴロ。サード柴尾が迷わずホームへ送球して三本間でアウト。ツーアウト一塁・三塁とアウトカウントは増えたが一打サヨナラ負けの場面に鼓動は高まる。5番バッターへ投じた初球でショートゴロに打ち取り、緊張から解き放たれ、歓喜のゲームセット。
勝因は、かき回してくるタイプのチームに対して、抜群の制球力とストライク先行の投球で相手チームに勝機を与えなかったピッチャー松田の98球完投、しかも無四球の出来であった。

 
 

 

決勝 〔vs. 八潮Old Rookie’s(八潮市)〕

準決勝が終わって直ぐに「八潮Old Rookie’s」と決勝戦です。対戦相手は準決勝を不戦勝で勝ち上がっていたため、体力的なハンディを克服できず、8対1のワンサイドゲームであえなく敗退してしまいました。
9月2日の1回戦から約2ヶ月。応援団も含めメンバー全員スケジュールを調整しながら棄権することもなく良く戦いました。試合後、審判の方から「よく集まって、いい会社だね!」とほめられました。

第19回エンジョイカップ草野球大会ダブルトーナメント結果

バーベキュー大会

2017年8月26日、間近に迫った「第19回エンジョイカップ草野球大会ダブルトーナメント」を前に、今期の活躍を願って紅白戦とバーベキュー大会を開催しました。バーベキュー大会では、幹事伊藤の行き届いた準備のおかげで11時から15時まで4時間の楽しいひと時を過ごすことができ、今期の活動に向け鋭気を養い、更にチームワークが高まりました。

 
 

(2017.11.04)

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