
貯蓄から投資への転換を促す近年の社会環境や経済政策などを背景に、日本における金融リテラシー向上に向けた動きが官民で急速に進んでいます。
教育の現場では2022年4月から施行された学習指導要領により、高校家庭科で投資や資産形成に関するカリキュラムが義務化。また、新NISAやiDeCo、AI投資などのフィンテックといった投資に関する情報がメディアやSNSなどで広く紹介され、若者が投資や資産運用に興味を持つケースも増加しています。
その若者世代向けの金融教育提供を目的とする学生団体「株のトラ組織委員会 未来金融研究部《ミラキン》(以下「未来金融研究部」)」からの依頼を受け、テクノプロ・ホールディングス株式会社(以下「テクノプロHD」)は、同団体が発信する『学生向け上場企業レポート』の取材を受けました。
「株のトラ組織委員会 未来金融研究部 《ミラキン》 」について
「株のトラ組織委員会 未来金融研究部《ミラキン》」は、若者の金融リテラシー向上を目的に、全国の現役大学生を中心に投資教育や啓発活動を行っている団体です。代表的な取組みである学生向けの投資シミュレーション大会「株トラカップ」は、株式投資の基本を実践的に学び、金融の仕組みを理解する機会として全国規模で開催されています。また、約4,000社ある上場企業の取材と記事制作を行い、企業の事業内容や経営戦略を発信しています。これらの活動を通じて、投資対象としての企業理解を促進し、若者が投資や経営について関心を持つきっかけを提供しています。

取材当日には、未来金融研究部で活動する現役大学生6名が東京都港区のテクノプロ・グループ本社を訪問しました。また、同時に愛知県立春日井泉高等学校の高校生約10名が授業の一環としてオンラインで取材に参加。「この取材をきっかけに初めてテクノプロ・グループの名前を知った」と話す参加者が大半でしたが、当社からテクノプロ・グループのパーパス(存在意義)、事業内容や強みなどを解説すると、未来金融研究部の学生だけでなく、オンライン参加の高校生からも次々に質問が寄せられました。

特に、未来金融研究部のメンバーは当社グループの経営戦略やIR活動に興味津々といった様子で、ビジネスモデルや市場環境、経営指標など幅広いテーマについての質問が矢継ぎ早に飛び出しました。投資や株式市場に関するその豊富な知識は社会人顔負けで、普段から機関投資家と接するテクノプロHDのIR担当者も驚かされるほど。今回の未来金融研究部の皆さんとの対話を通じて、金融教育によって若い世代が社会や経済について知ることの大切さを私たちも強く実感することができました。
テクノプロ・グループは、今後もさまざまな世代に向けた積極的な情報開示を行い、当社グループをより深くご理解いただくための活動を推進してまいります。
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