クラブ・サークル活動など

なかがわAC杯2019春日公園3時間耐久リレーマラソン/福岡RC

テクノプロ・グループの「社内クラブ・サークル活動サポート制度」では、93団体1,824名(2019年6月時点)が活動。その中でも活動の量と内容でトップクラスの一翼を担う『テクノプロIT福岡RC』。2019年7月7日(日)に福岡県春日市の春日公園で開催された「なかがわAC杯2019春日公園3時間耐久リレーマラソン」に参加した様子がサークルから届きました。

 

春日公園3時間耐久リレーマラソン

本大会は福岡県那珂川市を拠点として活動するスポーツクラブ「なかがわAC」の主催で毎年春日公園を会場として行われているリレーマラソンです。
会場となる春日公園は、JR九州春日駅から徒歩10分という好立地にあり、芝生や樹木に囲まれた広大な園内には、野球場・球技場・テニスコートをはじめ、スポーツゾーンや家族みんなで楽しめる、大噴水・自然風庭園・野外音楽堂・児童コーナーなど、充実した施設が整っていて、公園を周回するように配置された1周1.6kmの散策道は、いつも多くの市民が集まる人気のジョギングコースとなっています。
春日公園3時間耐久リレーマラソンは、この散策道を4~10名のチームメンバーでたすきをつなぎながら、制限時間3時間での周回数を競います。地元のなかがわACが主催していることもあり、地域に密着した大会で、遠方からの参加者はそれほど多くはないものの、それだけに走りに覚えのあるランニングサークルがそれなりの意気込みを持って参加し、結構本気モードの大会になっています。他のマラソン大会でよく見かけるような仮装やコスプレの類はまったく見かけないのも特徴で、和やかな雰囲気の中にも、競技会の様なちょっとした緊張感のある心地良い大会です。
福岡RCはリーダーの伊丹さん、谷口さん、本木さん、そして助っ人として参加してくれた谷口さんの知人である早苗さんの計4名での参加です。

 

10:00リレーマラソンスタート

開会式が終わると、いよいよ10:00のスタートです。参加46チームが一斉にスタートし、福岡RCの第1走者でありサークルリーダーを務める伊丹さんも颯爽と目の前を駆け抜けて行きました。(おや?今回はサルの帽子をかぶっていませんね。)
どのチームもレースを優位に進めようと第1走者には猛者をそろえて来ていて、伊丹さんも走りには自信はあったはずですが、みんなの全力疾走のような走りに、あっという間に先頭集団から離されてしまう結果にちょっとだけ気持ちに焦りが・・・。なんと、トップ選手は1週1.6kmを4分17秒で戻ってきました。これは1500mだと4分を切りそうな驚異的なスピードで、女子1500mの世界記録が3分50秒であることを考えると、その速さには驚かされます。大会終了後に聞いた話によると、トップで戻って来た選手は、2017年の福岡マラソンで優勝し、2018年東京マラソンを2時間10分で走った田中飛鳥さんという方で、東京五輪選考レース(MGC)出場を目標にしているらしく、それでは納得!という感じ。正直言って市民マラソンのレベルではありませんでしたが、こんな選手と一緒に走れるのも市民マラソンの楽しみのひとつかも知れません。

第二走者は福岡RCのランニング指導者谷口さん。大会で会う度に「体重が増えた」とか「明日から断酒だ!」(今日からではないんですね)なんてことを聞いているような気がしますが、それでもいざ走り出すと日頃から走り込んでいる実力を発揮して、前のランナーを次々とかわしていきます。
 第三走者は助っ人の早苗さん、そして第四走者は福岡RC期待の若手メンバー本木さんです。福岡RCの主要メンバーとして活動に積極的に参加し、しかも仕事も人一倍できる好青年です。本人に言わせると、ランニングはそれほど得意ではらしいのですが、たすきを受け取って着実に周回を重ねていきます。

 

制限時間3時間を走り切りいよいよゴールへ

梅雨時の開催ということで天候が心配され、週間予報でも数日前までは雨の予報だったのですが、当日は見事に晴れ、気温の上昇とともに湿度も上がり、走った後は汗が滝のように流れます。こうなるとわがままなもので、少し雨が降っているくらいの方が良いのに。なんて思ってしまいます。
そんな中でもみんなでたすきをつないで走っているとあっという間に制限時間の3時間が過ぎ、いよいよゴールも目前です。最終ランナーとなった本木さんが最後の力を振り絞ってゴールを目指す姿に、早苗さんが応援のために一緒に走ってくれました。
最後はリレーマラソンのお約束、本木さんを先頭にメンバー4人全員揃ってゴール。記録は24周で3時間7分58秒、33位でした。閉会式で行われた抽選会ではメンバー4人中2人が賞品をゲットし、ポカリスエットとゼリー飲料をメンバー全員で山分けしました。

伊丹 走り終わった後は、みんなで食事をするのが恒例となっていて、今回も大会会場近くのファミリーレストランで打ち上げをしました。最高!
次にサークルで参加する9月に開催されるヤフオクドームのリレーマラソンでは、新規加入メンバーも迎えて7人2チームで参加する予定です。
また次回も結果報告をしますので、どうぞご期待下さい。

参加メンバーより

本木 初参加の時は雨、2回目は極寒、そして3回目の今回は湿度と日差しとの戦いでした。今回はこれまで参加させていただいた中で最少の4人でのリレーでしたので、少し休んだと思ったらまたすぐに順番が回ってくる状況でした。コースもスタート直後は下り坂で調子よく走り出せるのですが、反面、ゴール直前が上り坂となっていたため、肉体的・精神的に非常にハードに感じました。
しかし、体力の限界まで力を出し切ると、体の中に徐々にたまっていた何か良くないものも一緒に体の外に出て行ったような感じがして気分爽快です。9月のリレーマラソンにも参加させていただきますので、次回もいろいろなものを出し切ってすっきりしたいと思います。

伊丹 第一走者だったのですが、スタート後はいつも以上に先頭集団に置いて行かれて、参加チームのレベルの高さに驚きました。1周1.6kmと距離は短めのコースですが、スタート/ゴールがちょうど公園の盛り上った所にあるため、周を重ねる毎にスタート直後の下りとゴール直前の上りがきつくなってきて大変でした。それほど無理はしなかったので、最後まで気持ちよく走ることができましたが、最後の周に気を抜いてしまって、それまでの周に比べて記録がガタ落ちしてしまったのは反省点です。
個人的には大会会場が自宅から至近のため、できれば来年以降も継続してサークルで参加できればと思います。

(2019.07.07)

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