グループ認定クラブ・サークル「TPE水戸・走友会」は、“新しい生活様式”ならぬ“新しいサークル様式”でサークル活動を開始し、その第1弾として企画された『みんなで達成!チームマラソンチャレンジ!!』では、サークルメンバーが集合することなく、各自がそれぞれのペースで走った距離を報告し合い、6月1日から6月20日の20間で合計500kmを走破しようというものです。
(関連情報:https://www.technopro-do.com/employee-activities/152896/)。
サークルリーダーの稲野辺さんから報告が届きました。さて、結果やいかに・・・
開始早々のピンチ!どうする?
稲野辺 新型コロナウイルスの感染拡大で、約半年間にわたってサークル活動や支店の活動を控え、地域の各種イベントなどの中止が相次いだわけですが、茨城県では5月のコロナウイルス陽性者が5人だったこと、また、県の防災・危機管理情報によると「感染が抑制できている状態」と発表されたこともあって、“新しい生活様式”を頭に置きながら”新しいサークル様式“で活動を開始することにしたんです。
「3密を避けながら、どうやったら楽しくみんなで参加できるか?」と考えた結果、参加者が個人で走った距離を報告し合って、全員で目標距離を走破するという企画にしたのですが、感染症対策のため走った距離もオンライン報告にしたり、参加者にマスクや消毒液を配布したりとやれることを講じてはみたものの、初めての試みばかりで、正直うまくいくか不安に思うこともありました。
稲野辺 開始して数日たった頃、不安が的中しちゃいまして・・・。「感染が抑制できている状態」とは言うものの行動はある程度制限されますので、サークルメンバーもどの程度活動して良いかもわからず、さらには、梅雨の到来で活動しにくい日が続いたこともあって思うように距離が伸びず、当初は、内心「ちょっと目標が低かったかな」とさえ思っていた500kmでしたが、このままでは到底目標には届きそうもないピンチの状態になってしまったんです。
かと言って、メンバーに「もっと頑張って走ってください!」とハッパをかけるのもちょっと違う感じがしましたので、「それでは」ということで、人数を増やして勝負する戦略に変更したんです。参加者が各自で支店のメンバーに声をかけたり、支店の社内報に参加者募集を掲載してもらったりして協力者を募りました。すると、なんと45人もの仲間が参加してくれることになり、その結果、目標500kmに対して3倍近い1445.79kmを走ることができ、チームマラソンチャレンジは、見事に目標達成することができました。本当に良かったです。
思い思いの報告スタイル
チームマラソンチャレンジを終えて
稲野辺 社内報で参加を呼び掛けた頃は、まだまだ“新しい生活様式”がどのようなものなのか誰もがうまく理解できず、自粛ムード一色と言っても良い雰囲気でした。そんな中、手を上げてくれた45人の仲間にしても、当然考えることも多く、参加を決断するには勇気も必要だったと思います。たくさんの仲間が参加してくたことはすごく嬉しかったです。何より水戸支店のメンバーが自粛ムードの中でも新しい生活様式の実践に向けて前に進んでいる様子が伝わってきましたし、何と言っても、人と人が近づいてはいけないような雰囲気の中で、“元気な便り”を受け取ることができてホッとしました。
ちょっとした思い付きで始めたチームマラソンチャレンジでしたが、音楽サークル、フットサルサークルをはじめ、社内報を見て興味を持ってくれた多くの協力者を得て、走友会メンバーの枠を超えた総勢60名の仲間での挑戦となりました。今回序盤にピンチを迎えたことで、図らずも声を上げれば力をかしてくれる水戸支店の仲間の存在と絆が再確認できた素晴らしいものとなりましたし、たった半年間の自粛期間ではありましたが、久しぶりに思い出したこの感覚に、調子に乗ってまた次のイベントを企画しようかと思っています。
今回はマラソンでしたが、仕事で直面するさまざまな課題や悩みも、水戸支店一丸となって“ワンチーム”で乗り越えていきたいと思います。
(2020.06.26)